株式会社Linc2022年の歩みと成長
おかげさまでLincは2022年6月6日をもちまして創業6周年を迎えることができました。これも日頃から沢山のお力添えをしていただいている皆様あってのことです。
創業当初は、1フロアだったオフィスが現在は2フロアまで拡大し、会社の成長に喜びを感じるとともに、より邁進していこうと思います。
2022年の社内合宿では、クロスチームでの各部署同士の結束、自己理解・他者理解を深めるワークや、他チームの業務内容理解、高尾山登山など交流を深めました。昨今のコロナ禍において、自己理解・他者理解は社会で注目されているトピックの一つです。合宿で、社員一同、自己理解・そして他者理解の重要性を改めて実感しました。今回、個々が得た学びを社員、インターン生一同今後の業務で活かしていきます。
また、2022年9月より、Lincのメディア露出、主にテレビでの取材が増えました。
これまでテレビ朝日「朝まで生テレビ」、NHK「クローズアップ現代」、BS-TBS「報道1930」と短期間で数多くの取材依頼をいただいております。ほかにも、日本経済新聞にCEO仲のコメントが掲載されるなど、着実に、世間からの注目度が高まってきていると感じています。
2022年9月29日(水)テレビ朝日「朝まで生テレビ!」
CEO仲がパネリストとして登壇
2022年10月14(水)
NHK「クローズアップ現代」
CEO仲のインタビュー、東京日本語クラブの紹介
2022年10月28日(金) BS-TBS「報道1930」
Lincの紹介、CEO仲のインタビュー
■中国への出張で現地の保護者や留学関連機構の声をヒアリング
大学進学支援サービス「Linc study」では、日本語学校における募集に関する新たな可能性を見出すため、今年の8月に弊社メンバーが中国・ハルビンへ出張に行ってまいりました。日本語教育機関のある高校、大学や仲介業者、語学センターを訪問し、日本語学習者のニーズが増加し続けていること、現地での日本人教師が不足していることなど、今後日本語学校と現地機関が一緒に連携できるチャンスを見つけることができました。
また、ハルビンで将来、子供の日本留学を検討している保護者のコミュ二ティ作りをスタートさせました。日本語学校、大学進学などの情報共有を活発化させ、彼らの来日意欲を高める重要な一歩が踏み出せたと実感しております。
■東京日本語クラブ参加者の多国籍化
外国人留学生が集まるコミュニティ「東京日本語クラブ」では、2022年もたくさんの留学生にご参加いただきました。今年1年間の参加者は約2400名、35か国もの方が参加いただきました。多国籍の留学生に支持いただき、このコミュニティが日本生活において欠かせない存在になっていくことを願っています。
■就職支援サービス「Linc Career」の拡充及び在日外国人材のコミュニティ「Linc Voyage」の立ち上げ
就職支援サービス「Linc career」では、外国人就職サポートにおいては、年間およそ1000名の学生に対して、自己分析の面談や面接の練習、履歴書の書き方の指導、或いは就職活動に関するイベントを行ってきました。また、実際に、年間で約30社の企業様に対して、50名の学生をインターン生としてご紹介をしておりました。彼らが入社後もご活躍できるように、定着支援をさせていただくことで、最初的に3割のインターン生を正社員として入社することができるようになっています。
また、「Linc Voyage」という日本初インバウンドタレント(外国人材)向け共創型キャリアコミュニティが、就職活動中の留学生や就職中の社会人に支持いただいております。日本で学び、働く外国人材のための「交流の場」・「共創の場」・「実験の場」として、毎月20近くのイベントを開催しています。2022年1月に始動し、約1年でユーザー数は約1500人を突破しました。年間イベント開催数は250を超え、参加人数は約3000名を超えています。
中でも、各業界の先輩社員から話が聞ける「Carrer Cafe」、日本人と少人数でテーマに沿った会話やディスカッションができる「日本語道場」が特に人気のイベントです。
さらに、外国人材に特化した社会人スキルが学べる「Career Camp」では1年間で実施回数は80回、提供者はのべ500名の方に利用いただきました。
■新たなサービス「Linc Life for 日本語学校」の総合ソリューションの提供
Lincの新たな取り組みとして、「Linc Life for学校法人」の総合ソリューションの展開をスタートさせました。
始めたきっかけとしては、以下の3点が挙げられます。
①環境背景:新型コロナの影響(留学生の数は激減し、中華圏においても以前より半減傾向にある)
②市場背景:仲介機関の紹介手数料が年々増加する一方で、SNS経由で応募した学生が以前より増えてきたこと
③学校内因:上記のことで、SNS経由で直接募集を増やしたい考えを持っている学校が増えてきたが、自社でSNS運用するノウハウと人員体制が両方整っていない
これらの背景をふまえ、Lincがこれまで培ってきた対中国国内向けマーケティングノウハウを、日本語学校向けにアレンジし、学校の直接募集強化とブランド認知度アップを目的に、マーケティングサポートの「広報宣伝ソリューション」と学生支援の「在日ライフソリューション」を展開しております。
■「広報宣伝ソリューション」
①Linc Community Connections(LCC)
オンラインSNS、オフラインコミュニティなどLinc蓄積してきたユーザーリソースを利用し、学校様のブランド強化を手伝い、新規学生募集につなげます。
②Linc Promotin Support(LPS)
LincのプロSNSマーケティングチームのリソースを利用し、
学校様の個人直接募集に繋げるSNSアカウントの構築〜運営までのサポートを提供いたします。
■「在日外国人ライフソリューション」
コロナ禍で外国人留学生は21年5月時点で24万2444人と、ピーク時から2割減った。今後の外国人材を確保するために、今年の8月29日、岸田総理大臣は永岡文部科学大臣に対し、年間30万人の外国人留学生の受け入れを目指す政府の目標を抜本的に見直し、さらに留学生を増やすための新たな計画を策定するよう指示しました。
これを機に、外国人留学生が日本で安心できる生活を過ごせるために、Lincが留学生にとって、必要不可欠な生活インフラを整え、来日前から飛行機チケット手配(日本春秋旅行株式会社と提携)、母国にて日本で使えるSIMカード購入の手伝い(DXHUB株式会社と提携)をしています。
来日後においても、外国人留学生がまだ日本生活に慣れていない間に、留学生の保護者を安心させるための短期保険サービス(東京海上日動株式会社と提携)を紹介しています。さらに、留学生が日本で部屋を借りる際や、銀行の口座開設や各種手続きなど行う際に必要としている「はんこオーダーメイドサービス」を含め(アスクル株式会社と提携)、日本での生活をスムーズにスタートするための必要なサービスを提供しています。
■最後に
ウィズコロナの時代から少しずつ、コロナ前の生活に戻りつつある2022年。2023年は更にコロナ前の日常生活と変わらない世の中になると思われます。日本語教育業界においても、コロナ前では考えられないような課題に対して、約3年にわたり、ウェビナーを通じて皆様と一緒に課題解決になるきっかけやチャンスを考えて参りました。今後は、日本語学校が生き残っていくために、そして日本社会における人材不足解消のために、より長く活躍できる外国人材を育てていくために、皆様と力を合わせて頑張っていければと思います。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
株式会社Lincについて
Lincではインバウンド・タレントの「日本に来て良かった」を最大化させることで多様性と包容力溢れる社会の実現というビジョンを掲げております。
少子高齢化という、抗えない大きな波が押し寄せてくる日本において、優秀なインバウンド・タレントの増加は日本という国の持続的発展に必要不可欠だと我々は確信しています。
そのために私たちはお客様のニーズに応えるべく、常にユーザーである学生や日本語学校をサポートすることによって信頼関係を構築してまいりました。Lincはこれまで投資家から累計3.5億円近くの資金調達を完了して、事業の展開を加速させております。
これまでLincが紹介されたテレビ出演情報:
2022年9月30日(金)放送テレビ朝日系列「朝まで生テレビ!」CEO仲が出演
https://www.linc-info.com/news/page-4774/
2022年10月19日(水)放送NHK総合「クローズアップ現代」にてLincが紹介されました
https://www.linc-info.com/news/221026/
会社概要等、詳しくはLinc公式ホームページをご確認ください。