株式会社INGS様グロハブ事例インタビュー
Global Hub(グロハブ)の導入により、社内外の連絡・情報管理を中心に業務効率改善に成功。
▼導入前の課題
・外国人採用の拡大における候補者管理体制の非効率化
・採用プロセス管理工数の増加に伴う、採用業務全体でのリソース不足
▼導入後の効果
・採用プロセスの一元管理が実現し、社内外の連絡・情報管理を中心に業務効率改善に成功
・業務の属人化の解消
・事業拡大に伴う採用数増加にも耐えうる組織作りが実現
▼本文
ー はじめに、株式会社INGS様の事業内容について教えてください
磯野様:当社は一言で言うと飲食店を運営、経営している企業です。
直営店が1都3県を中心に約60店舗 で、その他のFC(フランチャイズ)と当社がプロデュースしている店舗も合わせると全国で大体160店舗を展開しています。
具体的な店舗名としては「らぁ麺はやし田」、500円ピザの「CONA」、「焼売のジョー」あたりが店舗数の割合としては多くなっています。
その他にもこれから新しいブランドを年内から年明けにかけてオープン予定です。
ー ありがとうございます。今後の採用戦略についても教えてください
磯野様:中長期計画ではレストラン事業の直営店を200店舗、 フランチャイズの店舗を100店舗、ラーメン事業部のプロデュースの店舗を200店舗、オープンさせることを目指しています。
採用についても今後増えていく新規出店数と比例して人員確保を進めていく計画です。
どのような人物を採用したいかという点に関しては、前提として、弊社の掲げる『「幸せ」への挑戦~関わるすべての人と共に~』という理念を体現できるような会社を一緒に作っていける人と考えています。
直近は上場というイベントもあり、従業員に負担をかけた部分もあったので、会社としても従業員個人が自分の幸せに挑戦できるような環境のステージを作るというのが思い描いているビジョンです。
そのビジョンを体現しながら、店舗数の拡大目標に即した採用計画数値目標をしっかり達成していくというのが我々のミッションだと考えています。
ー 会社内でのお二人のお役割について教えてください
磯野様:私は新卒、中途採用、その他人事周りの責任者、マルフは外国人採用の責任者として、外国人採用に特化した採用活動全般が担当領域です。
ー 所属されていらっしゃる部署のミッションについても教えてください
磯野様:はい。人事と言っても、採用や教育だけではなく、労務や評価制度など、人に関する様々な業務に携わっております。
個人的には、人事部の全ての活動は企業の生産性を上げる最終目的に向かうべきだと考えております。
それを達成するために、「効率的な採用」「離職率の低下」「社内外含めた会社のブランディング」「DX化を中心とした営業に集中できる仕組み作り」「社員教育」の5つの柱を人事部全体で実現していくのが我々のミッションです。
ー 採用の話が出ましたが、新卒採用と中途採用の割合はどちらが多いのでしょうか
磯野様:圧倒的に中途採用が多いです。
今年の入社は新卒が20名でうち2名が外国の方、それに対して中途が100人おり、うち承諾ベースで約40の人数が外国人の方でした。
ただ毎年このような人数比になるわけではなく、会社の成長のフェーズによって変動します。
今年はコロナ禍で発生した離職に対する補填と、未来に向けた人材補填の2つの要因が重なった採用計画を立てていました。
外国人人材の採用については、まだ海外人材だけで店舗を回せるほどの教育制度が整っていないので、特定技能人材の中途採用に関しては店舗数×1.1倍を採用上限に各店舗に配置する計画で進行しています。
新卒採用も毎年少しずつ微増しているので、今後の中途採用の割合は少しずつ減らしていけたらというビジョンもあります。
ー ここからはGlobal Hub(グロハブ)に関するお話をお聞かせください。導入前、業務上で何が課題だったのでしょうか
磯野様:導入前、大きく課題が2つありました。
1点目が候補者管理の属人化です。
Excelで候補者の個別管理をしようとしていたのですが、それだけでは候補者管理が完結できず履歴書が個人のフォルダに点在していたり何か情報見に行くにしても、あっち見てこっち見てといった情報が整理されていない状態でした。
一例ですが、ミャンマーやベトナムの方は名前が似ているケースも多いので、個人を特定するために時間がかかることもありました。
中長期的にマルフのような外国人採用担当を増やしていくビジョンを持っていたので、チームとして動ける状況を作るため、一元管理できるシステムが必要だと感じたのが1点目の課題です。
2点目が候補者の進捗管理が一定数のデータを超えたあたりで非常に難しくなってきた点。
外国人採用を開始した当初は特定技能の外国人の内定が8名程度だったので、力技でも管理できていましたが、いまや60名を超える内定承諾数、候補者となるとその数倍になります。
加えてお付き合いのあるエージェントも増えてきたので、どのエージェントからどの候補者を紹介されたかのも管理する必要があり、課題を感じていました。
ー Global Hub(グロハブ)を導入するきっかけや導入の決め手について教えてください
磯野様:初めは知人経由でGlobal Hub(グロハブ)のことを知りました。
先ほど述べたような顕在化している課題を早期に解決したかったのと、外国人に特化しているシステムは珍しかったので、興味を持ちました。
先に挙げた課題が解決出来そうという期待感に加えて、インターフェースのシンプルさ、触りやすそうなUIだったことが導入の決め手でした。
毎日使うことになるシステムだからこそ、ぱっと見の使いやすさやとっつきやすさは大事だと思っています。
あとはLincの方とお話していて今後さらに進化していくという期待感が持てたという点でしょうか。
マルフ様:私もインターフェースの使いやすさは魅力として感じていました。
あとは実際に使う側の立場として、求職者の情報の一元管理などの今抱えている課題を解決してくれる機能を有しているサービスだと感じた点に魅力を感じました。
ー Global Hub(グロハブ)を実際に導入してみて導入前の期待値とずれはありませんでしたか
マルフ様:全くありませんでした。解決したかった属人化という課題の解消と業務効率化が同時に実現されました。
例えばExcelで管理していた時は、同じファイルを同時に開いての共同編集が難しく、ファイルのコピーが作成されたりするので管理がより煩雑化していました。
今は1つのシステムでアカウントさえ作れば同時にアクセスして情報の編集ができますし、各候補者との連絡履歴や評価も残ってるので、情報を探す手間が削減されましたね。
最近のケースだと、過去にエージェントから推薦された候補者の重複の応募が来た際にGlobal Hub(グロハブ)上ですぐ察知することが出来ました。1年前に推薦された候補者だとどうしても覚えていないこともあり、今までは選考が走ってから気づくパターンもあったので、非常に助かります。
業務効率化という観点では、各候補者とのやり取り履歴や過去の評価も含めてGlobal Hub(グロハブ)に保存できるので、情報を探す時間が短縮できたり、他のエージェントから紹介された候補者が重複していないかどうかもすぐ確認できるのが便利です。
また、使用している中で追加で欲しいと思った機能やエラーが出た際にもすぐに対応してくれるので、時間が経つにつれて使い勝手がアップデートされていると感じます。
ー Global Hub(グロハブ)導入を通じて創出された成果についても教えてください
マルフ様:先ほどお話した通り、採用効率が上がることで候補者の情報をしっかり読み込む時間が確保出来たり面接数を増やせたりと生産性が上がっているというのが一番の成果だと感じます。
当社だとエージェント6社と連携しているのですが、半年足らずで候補者が110エントリーされており今までのような手動管理だと限界だったと感じます。
採用プロセスの一元管理と社内外の連絡・情報管理がスムーズになったこと、業務の属人化が解消されたことが大きな成果です。
ー Global Hub(グロハブ)導入で苦労した部分はありましたか
磯野様:苦労というほどでも無いのですが、強いて言えば社内の稟議の通し方は少し考えました。
そもそも会社全体で外国人人材の採用は決まっていたので、採用数を増やしていくためにはシステムの導入が必要不可欠だと考えていましたし、導入することによる効果も納得感のある内容だったので、スムーズに決済を撮ることが出来ました。
Global Hub(グロハブ)を実際の現場に導入する際も、最初の設定時はLincから積極的にコミュニケーションを取ってくれたので、契約後すぐに使い始めることができた印象です。
細かなエラーが出ても即日対応、早ければ1時間以内に解決してくれたので、日々利用するシステムとしても安心感がありました。
ー 今後Global Hub(グロハブ)に期待することがあれば教えてください
マルフ様:ダッシュボードに今エージェントからの推薦が何件来てるのかなどの表示がされると便利だと感じます。
また、候補者とはLINEでやり取りすることが多いので、Global Hub(グロハブ)のメッセンジャーでのやり取りへの移行がうまく接続できるとさらに使い勝手が良くなると感じています。
あとは入社後も含め、選考から入社までに必要な資料を全てGlobal Hub(グロハブ)で管理できると良いなと思います。
内定承諾者の入社後の書類のやり取りなどはまだLINEで行うことも多いので、全てGlobal Hub(グロハブ)で管理できるとさらに使い勝手が良くなると感じます。
磯野様:先ほどダッシュボードの話がありましたが、エージェントごとの成果や歩留まり、採用数などの管理も一元化できると助かります。
また、どうしても候補者とのやり取りが多くなるので、メッセンジャー機能の使いやすさを追求していただけると助かります。