新役員就任に伴う経営体制強化のお知らせ
Lincは更なる事業の成長・拡大に向け、この度、株式会社メタップスにて中華圏管掌執行役員等を歴任してきた娄 飛(ロウ フエ)氏が取締役・最高戦略責任者(CSO)に、株式会社メルカリにて創業初期より開発全般を牽引してきた胡 華(コ カ)氏が取締役・最高技術責任者(CTO)に就任したことをお知らせいたします。
■両氏のLinc参画、及び役員就任の背景について
Lincはインバウンド・タレントの「日本に来て良かった」を最大化させることで多様性と包容力溢れる社会の実現を目指しております。
総務省の2019年1月1日時点の人口動態調査によると、国内の日本人は前年度より43.3万人減少し、10年連続で減少しただけでなく、1968年に調査を始めて以来最大の減少幅を記録しました。対照的に在日外国人は17万人増加し、過去最多の266.7万人を記録しただけでなく、2018年時点で146万人だった外国人労働者は2030年までに最大で400万人弱まで増える可能性があることが発表されました。
Lincはそんなインバウンド・タレントの留学、就職、生活といったライフイベントを支えるサービスを展開するプラットフォームになり、彼ら・彼女らが日本で活躍しやすい土壌をこれまで作り続けて参りました。
今後、関連分野にて深い知見を持つ娄、胡両氏の役員就任により、ビジネスサイド、開発サイド双方を一層強化し、ビジョンの実現に向け、事業成長を加速してまいります。
■娄 飛(ロウ フェ)略歴
中国遼寧省瀋陽市出身、98年に来日。
東京大学工学部にて学士号と修士号を取得した後、マッキンゼー&カンパニーに入社。七年間IT及び自動車業界の戦略立案及び実行に携わる。その後DeNAにて中華圏におけるモバゲープラットフォームの立ち上げを牽引。2013年よりメタップスに参加し、中華圏事業掌管執行役員として同社の中華圏ビジネスを統括し、上場に貢献。これまで外国人向け通信サービスの株式会社JPmobileを含め、複数のインバウンド関連企業の事業を支援。
(娄コメント)
Lincが挑戦するインバウンド・タレント関連市場は現在多くの課題があり、かつ社会的インパクトがとても強い領域です。私自身、今まで自分の人生の半分以上である二十年間を日本で過ごしてきました。そして、人生の半分以上が経った今でも「日本に来て本当に良かった!」と心より強く感じています。私の大好きな言葉は、「一隅を照らす」です。今後はより多くのインバウンド・タレントと一緒に、個々人とみんなの「幸せ」を一緒に築いていき、Lincのビジョンである多様性と包容力溢れる社会の実現に尽力していきたいと思います。
■胡 華(コ カ)略歴
中国雲南省昆明市出身。2007年来日。
来日後、mixiにてSNSミクシィサービスの開発を担当。
その後DeNAにて技術グループ(Javascript)の責任者を務め、グローバルゲームプラットフォームの開発全般を担当。2013年、創業初期のメルカリに参画し開発全般を担当。その後、2016年から2018年までMercari U.S.にてHead of Engineeringとしてプロダクト開発をリード。
(胡コメント)
Lincは日本に来た、またはこれから来たいインバウンド・タレントの留学や就職、そして暮らしに関わる課題を解決しようとしている社会的インパクトがとても強い会社です。現在日本は過去に類を見ない程、深刻な人手不足の時代に突入しています。Lincのサービスによって、これからより多くのインバウンド・タレントが日本で活躍できることが本当に楽しみです。Lincのビジョン実現に向け、これまでの経験を活かしながら技術・開発の側面から貢献していきたいと思います。
■CEO仲のコメント
この度、娄さん、胡さんのLincへの参画を非常に嬉しく思っております。娄さんと胡さんは尊敬できる来日外国人の先輩だけでなく、これまで事業を0から1へ、そして1から100へそれぞれビジネスサイド、エンジニアリングサイドより実践してきたアントレプレナーでもあります。今後は両氏と共に組織を更に強化し、Lincを日本を代表する企業へと成長させていきます。
また、共同創業者であり、これまでCOOとしてLincの成長を引っ張ってきた王超さんとも引き続きLincの成長のために尽力していきます。
■Lincについて
Lincはこれからも優秀なインバウンド・タレントと日本の架け橋になり、彼ら彼女らを留学から就職まで一気通貫でサポートするプラットフォームを構築することで、少子化社会と雇用構造にイノベーションを起こし、多様性と包容力溢れる社会を実現してまいります。
そして新体制のもと、役員・社員一同、一致団結し、より一層のサービス向上に努めてまいります。