地方創生のカギは日本語学校にあり!【第二弾】 〜日本語学校を基点とした地域を活性化させるためには〜 ウェビナーレポート <パート2>

3月23日(水)Linc主催ウェビナー【地方創生のカギは日本語学校にあり!【第二弾】
〜日本語学校を基点とした地域を活性化させるためには〜】を開催しました。

今回は、日頃お付き合いのある日本語学校の先生方より、合計43名(オンライン:32名、オフライン:Lincのオフィスにて11名)にご参加頂きました。

登壇者の発表内容については2回に分けてお送りしております。今回は後半のホツマインターナショナルスクール代表 白木寛和氏の発表内容についてご紹介致します。

Part 1については、こちらからご確認ください。
https://www.linc-info.com/news/websemi-220408/

 

■ゲスト②:ホツマインターナショナルスクール代表 白木寛和氏

1.地域との繋がり

■行政機関等との連携

日本語学校という存在が、地域活性化に貢献している

​​・ 『外国人市民のための日本語教室』公益財団法人 大垣国際交流協会主催

白木代表が元々ボランティアとして日本語教室で教えていたご縁もあり、大垣国際交流協会から委託を受け、大垣市に住む外国人市民のための日本語教室を8年間、行っています。

・ 『外国人就労者向け日本語教室』岐阜県からの委託事業

■企業との連携

・ 留学生支援コンソーシアム大阪への参加 留学生誘致委員会

留学生支援コンソーシアム大阪とは?

 留学生支援コンソーシアム大阪は留学生にとって「学んでよし」・「住んでよし」・「働いてよし」の大阪の実現に向けて取り組んでおり、大阪がアジアNo.1の留学生都市になることを目指しています。

岐阜県内にある地元企業と連携し、介護、英語教師育成に協力しています。

・ 介護プログラム

・ English Teacher プログラム

■教育機関との連携

各地域の大学と協力し、日本語学校に通う学生と大学生の交流を行っています。また、岐阜聖徳学園大学では、2年後に日本語教師コースを設立予定ですが、教育実習生の受け入れを行う予定です。

 ①岐阜聖徳学園大学(岐阜校)

   ・ 学園祭への参加

   ・ 交流会の実施

   ・ 教育実習生の受け入れ

②大阪大谷大学(大阪校)

・インターンシップの受け入れ

・交流会の開催

・運動会への参加

■ホツフェスの開催

ホツマインターナショナルスクールでは文化祭「ホツフェス」を開催しています。学生や先生が協力してイベントを企画〜運営まで行っています。岐阜県の地方紙にも掲載されました。市の施設を借りて行い、地域住民や市長も招待し、母国の料理を振る舞い、コミュニケーションしながら地域との繋がりを深めました。

■地域清掃の実施

外国人に対する抵抗感を少しでもなくすため、認知してもらうため定期的に学生と先生が地域清掃を実施しています。

2.地方創生

■留学生の価値

地域に留学生が長期的に住み続けることのメリットは、下記の5つが挙げられると考えます。

1.人口増

2.納税

3.消費

4.労働力

5.多文化共生社会

 

■日本語学校の価値

外国人の受け入れ機関、すなわち玄関口は日本語学校であることには今後も変わりはありません。「雇用の創出」地域で雇う基盤作り、「人的リソースの提供」外国人児童への日本語教育指導を政府と協力してやっていくことなど、日本語学校の価値は日本語教育の提供だけには止まらないと考えています。

1.日本語教育(文化教育)の提供

2.雇用の創出

3.人的リソースの提供

4.空きビル、空家対策

5.多文化共生社会の中心

 

■今後の課題

今後の地域活性化のためには、日本語学校が地域のハブとして、都道府県ではなく市区町村に1件、存在しても良いのではないかと考えます。

1.優秀な人材の確保

2.日本語教師の地位、待遇の改善

3.安定した日本語学校のビジネスモデルの構築

4.各種留学プログラムの確立

5.新規事業の立ち上げ

ここまでお読みいただきありがとうございました。

2021年11月に行われた第一弾では、2名の日本語学校の先生方にご登壇いただき、それぞれの学校での取り組み及び地域との連携についてお話しいただき、沢山の「参加してよかった、ためになった」という感想をいただきました.

<いただいた感想や意見の一部>

​​・複数の日本語学校から、その地域に特化した話を含めて様々な事例が聞けたのはとてもよかった。
・地方でのビジネス領域拡大のヒントを得られたので参考になった。
・日本での進学目的を対象とした日本語学校から、ビジネスや生活者へと対象を広げていくことに共感できる点が多くありました。
・地方の学校の存在意義、在り方、考え方など、非常に参考になった。
・学校、地域、人との繋がりを大事にしていること

2021年11月24日実施の第一のウェビナーレポートは下記のURLよりご確認ください。

<PART 1>

https://www.linc-info.com/news/websemi-211202/

<PART 2>

https://www.linc-info.com/news/websemi-211207/

 

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ご不明な点等ございましたら遠慮なくお申し付けください。

 

■株式会社Lincについて

Lincではインバウンド・タレントの「日本に来て良かった」を最大化させることで多様性と包容力溢れる社会の実現というビジョンを掲げております。少子高齢化という、抗えない大きな波が押し寄せてくる日本において、優秀なインバウンド・タレントの増加は日本という国の持続的発展に必要不可欠だと我々は確信しています。そのために私たちはお客様のニーズに応えるべく、常にユーザーである学生や日本語学校をサポートすることによって信頼関係を構築してまいりました。またLincはこれまで投資家から累計2億円近くの資金調達を完了しており、この話題が日本経済新聞にも掲載されました。

(※参考 2021年、18の地方新聞紙面にて、Linc事業活動が掲載されました!https://www.linc-info.com/news/211223/

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